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【対面交渉で相互理解をさらに深める機会に】

ランチイベントの事前下見に行ってきました。 今回の確認ポイントは通路幅と転回が可能なスペースがあり、席に着けるかどうか、着席したときの幅、食事しやすいかどうかを確認。 いつも初めてのお店を訪れる際に車椅子でも大丈夫ですか?と予約の際に聞いてみても行って見るまで分からない不安。 段差は?通路幅は?席のスタイルは?お手洗いは? 私はいつも不安に思っている不安の大きさから確認を大事にしています。 通路幅や入口の段差の高さなど細やかな事前情報があるのとないのとでは、 出かける前の準備段階の精神的な不安度合いが大きく変わってくるからです。 今回も通路の障害物が移動可能かどうかなど、細かくお店の方に案内確認をご協力頂きました。

座席幅を確認

その際に驚かれたことは車椅子によってサイズが異なるということ。案内して頂いた席にはギリギリ入れるけれど、かなり細かな車椅子操作が必要でした。個人で利用している補装具や車椅子のサイズが人によって異なることに驚かれていました。 最近バリアフリー調査に出かけていく中でも、人によって理解度や先入観には大きな違いがあります。段差や通路幅を目分量で何センチくらいですか?と聞いてみると、立っている方の目線では短くなり、車椅子に座った高さ目線では長く感じることがほとんどです。 私も実際に車椅子の利用時間が長くなるにつれて、自分が車椅子で進める段差の高さを注視したり、転回可能な幅かどうかも乗っている中で実感して気にかけるようになり目分量の大きさが変化してきています。 今回の下見も複数の車椅子ユーザーが集まるという状況や食事の際の苦手動作の情報共有することで、解決されたのは通路の障害物と予約席の場所とメニュー内容。障害物は大きめの車椅子が通れる場所に移動、予約席は広めのテーブル席に、メニューは取り分けや食べやすさなどを考慮して小分けになりました。

メニューを試食しながら選定
鳥づくしメニュー

帰りに下見した某ホテルのお手洗いも今まで見た中でもかなり綺麗で利用しやすい空間でした。

多目的トイレ

なんでもネット予約が出来てしまうこの時代にも、実際に現地を下見するメリットはかなり大きいと実感しています。 あとちょっとの工夫!で生まれる可能性やみんなが利用しやすい空間を作り出すのはやっぱり人の繋がり。

お忙しい時間帯にも関わらず下見にご対応頂いたお店の皆様、ありがとうございました!

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