「車椅子と杖で奈良の燈花会へ」
- 櫻井純
- 2018年8月13日
- 読了時間: 3分
8月5日から奈良春日野国際フォーラム・春日大社参道・東大寺周辺で開催されているなら燈花会に行ってきました。

会場周辺は階段や傾斜も大きく車椅子や杖歩行では移動が大変な場所も。このイベントは駅前の掲示板や配布されているパンフレットに車椅子用の迂回ルートが記載されていますので参考までに。 夕暮れ時に会場に向かうと、奈良の人気者の鹿がたくさん。観光客の方を楽しませてくれました。段々と灯されていくろうそくの火。浮雲園地には鹿のマークと燈花会の文字が灯されました。世界の平和と幸福を願って今年も灯されるろうそくの火。古都・奈良の町並みに広がる暖かいろうそくの火は、深い闇を際立たせ幻想的な風景を見せてくれます。


今回は浮雲園地、浮御堂など人気会場で写真撮影や屋台グルメを楽しみました。大和骨付き鶏など奈良で初めて見たものから、ケバブサンド・・・個人的にオススメは超肉好きでこだわりのある寺門ジモンさんが押してる神戸牛ハンバーガー。肉汁が溢れててとっても美味しかったです^^ こんな風に季節のイベントを楽しんでいる私は今、感覚を失う恐怖と痛みと必死に闘っています。ずっと横になって身体を休めていること、痛みにもだえている時間も年々増えてきています。今年も苦痛を我慢しながら筋力や感覚の維持に努めているリハビリの夏を過ごしています。 夏場に治療やリハビリで入院してて病院から出られないと、夏のイベントを楽しむことができない年もあります。外出ができずに病棟から磨りガラス越しに映る花火の明かりと音しか見えなくても、一緒に闘病やリハビリを頑張る仲間と来年こそは!と元気に外に出られることを願ってガラス越しに季節感を喜ぶ年もあります。 人混みの接触、高低差の傾斜、階段、視野が奪われる暗闇、転倒、疲れて座り込んだらどうしよう?人が集まる夜のイベントは疲労感も大きく怖いです。それでも現地でしか楽しめない雰囲気や空気感を感じるとワクワク感も大きい。できない喪失感よりも今目の前の事を楽しみたいと思う今日この頃です。

移動が苦手な私が実際に現地に足を運んで夜のお祭りを楽しむ方法や移動ルートを昨年から見て回っています。今回私が車椅子の視点の高さから見えず気付けなかった景色の中には、実はインスタ映えして人気な可愛い花やハートのキャンドルが並んでいたそうです。せっかくなら目に見えない風景も今心にとどめておきたい!見えない視点も伝えてくれる心優しい方、ぜひ移動のサポートをお手伝いしてくださると嬉しいです。
Comments