【同行援護講座(視覚障害)応用課程を受講してきました】
- 櫻井純
- 2018年1月29日
- 読了時間: 2分
昨年の一般課程に続いて、同行援護従業者養成研修の応用課程を受講してきました。

同行援護従業者研修は視覚障がいの自立と社会参加をサポートする方の研修で、移動のお手伝いや代読・代筆など、外出時に必要なお声がけや援助方法を学びます。 <今回の応用課程で学んだ体験や実習> ・色覚異常のある方の見え方体験
・視力障害、視野障害の体験 ・買い物先や金融機関での対応練習 ・区役所など公的機関での手続きのサポート 視覚障がいの当事者の方には当たり前の悩みや、日常生活で避けて通れない体験。視力や視覚を体験ツールで一時的に制限した状態の怖さや不便さはかなりのものです。

白杖に触れたり盲導犬ユーザーの方とお会いしたり、意識的に視覚障害について学ぶ機会を取り入れていてもまだまだ知らないことは多いです。視覚障害のある方が怖くて外に出られなくなった一言、障がい受容のお話は自分の体験と重なりすごく共感しました。 普段多くの方は目が見えているからこそ状況判断できる場面が多いです。しかし視覚から情報を得るのが難しい障がいのある方に対しては、また必要なお声がけや配慮事項は場面別で異なるということをたくさん体験できた1日でした。 介助者にお世話になる私が介助方法を学ぶこと。車椅子に乗って介助者の中に混ざって勉強すると、毎回教室に入ったときに驚かれる方がほとんど。学んだ技術を使って直接介助に入る機会は少ないですが、知っているだけでも一緒に過ごす方と心穏やかにいられる配慮はたくさんありますよ。
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