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【失語症者向け意思疎通支援初め】

京都市地域リハビリテーション推進センター
京都市地域リハビリテーション推進センター

京都府の失語症者向け意思疎通支援者として、新年初回の失語症サロンに参加させていただきました。いつもお世話になってる言語聴覚士の先生や、新しくお話させていただく当事者の方も会話パートナーの方もたくさん。


意思疎通支援者の認定をいただいて5年経ちますが傾聴の基本は何年経っても変わらず対話。聴覚言語障害はお一人お一人の障害特性は様々。会話のスムーズさや読み書きなど言語機能も違えば、生活環境によって課題も様々。お一人お一人言語機能の状態が異なるため、抱える課題や苦手が異なります。


なので意思疎通に参加する度に気付きや学びがいっぱい。言葉にならないジェスチャーの意味を考えたり、想像したり、メモしたりを繰り返して、今日も想像力を膨らませました😊✏️


意思疎通支援のゲーム
意思疎通支援のゲーム

言葉でうまく伝えることが難しい場面、動画は昔遊んだ遊びは何ですか⁇の質問に答えてくださった時の手の動きの再現。いったい何の遊びでしょう💡こんな事を考えるやり取りも身近な意思疎通支援。




正解はルーレット回すボードゲーム「人生ゲーム」でした。コマ回しとは違う事は首を振って違うことが分かり、進むところから、ルーレット?人生ゲーム?って聞いたら正解でした。言葉を介さず気持ちを伝える汲み取る。想像力と時間が解決してくれたよい例でした^^



コロナ禍でも、一緒にホッとしたり、苦手をクリアしたり、ひと休みしながら、笑って過ごせる機会は大事。私も顔面麻痺や口音障害で音を作るのが苦手だった頃、一緒に言語聴覚士の先生とリハビリした事が、自分の気持ちを伝えたり、食べることの第一歩でした^^


一緒の時間を過ごすのが、何よりの支援や理解の機会と感じています。新年最初からご一緒できた皆様、素敵な機会をありがとうございました。


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