top of page

【朝日新聞大阪版(なにわびと)に掲載されました】


朝日新聞なにわびと

本日2019年2月3日(日)付けの朝日新聞大阪版に櫻井の活動の様子を掲載頂きました。度重なる入院生活や治療で外に出たくても病院から出れない現実。闘病による経済的困難や、身体的不自由によって自分の意志で外に出て行けない悔しさ。障害受容が困難で人との触れあいや外出を諦めた引きこもりの私が外に出て行けたのは旅がきっかけでした。 闘病生活の合間に櫻スタートラベルで手掛けた旅行は1月末現在469人(健常者44%・障害者38%・介助者14%・高齢者4% )そもそも旅行に行くこと自体を諦めていた方と二人三脚で外に出て行きたい気持ちをそっと後押ししながら、「旅行の前段階から一緒に外出の練習を始め、時にはお一人の方と1年以上向き合って旅行日を迎えます。だからこそ、私は特別な思いを持って病室にいても駆けつけて最後まで寄り添う、旅行ネット予約社会に逆行した形をとっています。現実問題今では医療や介護では自由に支援が受けづらい、費用的にも時間の制約的にも厳しい外出や移動の支援を、旅の添乗員としてサポートしています。また櫻井の身体的な苦手をサポートしていただきながら一緒にユニバーサルマナーをお伝えしたり、各種障害に対する支援活動を続けています。

独歩から杖、杖から車椅子、車椅子から電動車椅子、年々無理する度合いに比例して病気の進行は早まってきました。何もできない体調の中必死に生活を支える家族や介護者、医療者、仕事仲間。多くの方に支えられ今があります。闘病生活が中心の私は医療や福祉サービス費用に生活が圧迫され経済的困難ですが、櫻井も太田も自分たちが働く意味を場所を必死に守ろうと奮闘しています。できることで社会参加して何か世の中に貢献することで、治療時間や費用や効果に絶望しない、病気だけに家族も私も人生を犠牲にしない生活を目指しています。

闘病生活に絶望する櫻井の心をそっと包み込んで温かい手を差しのべてくださる方がいるように、他の誰かがいつかきっと外に出て人の優しさを感じられる未来に向かって。今年もまた誰かのところに飛んでいきたいなと思っています。今櫻スタートラベルではもっと多くの方を支えるために、そして病室から外に出て行くきっかけとして仕事を必要としています。そんな想いを持って、今年インテックス大阪で開催される世界最大級の旅の展示会「ツーリズムEXPO2019」に参加予定です。 ※大阪地域にお住まいでない方にも情報シェアして頂けると助かります。 後日オンライン記事が掲載されましたら紙面を削除させて頂きます。

You Might Also Like:
bottom of page