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【言葉の壁にどう向き合うか】

失語症意思疎通支援

失語症者の意思疎通支援に向けて、今年も失語症の友の会の方々にご協力いただき実習を続けています。

今回の課題はいろんな種類の失語症の方との日常会話。実は失語症の重症度も種類も様々あります。会話や文章の意味は理解できるが、うまく話すことができない、話し方がぎこちない。話し方はなめらかでも単語の間違いなどが多い、聞いて内容を理解することも困難。1人1人の状態は異なりますが、言語聴覚士さんにそれぞれの当事者の方との会話についてアドバイスをいただきました。

<難しかった会話内容と対応事例抜粋>

食べたい、食べたい←実は思っている事と違う錯誤。(真意は紅茶が飲みたい)意味は通じても絞り込む質問や確認がその都度必要。

イ!イ!イ!←イに続く言葉が出てこないので一音以降は意味を絞り込む質問が必要。言いたい言葉は関西展開のスーパーの名前「イズミヤ」。

こんな風に一言で会話が成り立つ内容でも、その方が伝えたい意思と発した言葉が実は異なっている場合や、なかなか言葉が出ず他の情報から絞り込む質問が必要な場合が多くあります。みんな歯痒い思いをしながら、リハビリに取り組みながら、少しずつ歩み寄るために時間を重ねています。その分意思が伝わる瞬間は当事者も支援者の喜びも大きいのです。

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