【車椅子と杖で行くウルルシドニー6日間の旅〜終わり〜】
- 櫻井純
- 2019年1月28日
- 読了時間: 3分
難病当事者が運営する旅行会社の櫻スタートラベルの櫻井×身体的・経済的な理由に旅が困難な方々に旅を支援する一般社団法Travelfowardのユニバーサルツーリズム第1弾。車椅子と杖で行くウルルとシドニーを巡る6日間の旅の途中経過の続き。
最終日、早朝から再び福祉タクシー大型車でホテルから空港へ。空港に到着時に振り返ると綺麗な虹が架かっていました。


空港では車椅子をカウンターで、電動車椅子を機内入り口で預けて搭乗。空港もクリスマスムードでサンタがプレゼントを配っていました^^

帰りの国際線はちょっと早めの到着。スタッフさんに車椅子で空港内の移動をサポート頂きました。荷物と車椅子をピックアップして到着口を出たらご家族がお迎え。私も行きと同様に再び荷物を持って頂き、電車を乗り継いでお家まで送って頂いて無事に帰路へ。
両手で車椅子を漕いでスーツケースを持って旅行できるのかな?と心配した初めての海外旅行添乗も、自宅から自宅まで荷物を持って頂き、リフトバスや福祉車両と仲間の車椅子移動のサポートがあって、無事に車椅子と杖でみんなが無事にオーストラリアの旅を終えることができました。

何不自由なく元気だった10代に旅したウルル旅に再挑戦するべく始まった今回の旅。
今回はこの1週間の旅のために半年かけて治療や体調を調整し、障がいのある方もない方も同じ経験が可能な旅となるよう、問い合わせや交渉を繰り返しました。その準備の多くは入院中の病院の中とリハビリの合間でしたが、一人また一人と仲間が増え最終的には10人旅。みんながお互いをサポートしながら自分一人では到達可能な場所でそれぞれの希望を叶え非日常な体験に涙する感動的な旅となりました。車椅子移動の不自由や言語障害の不自由のない場所ではなく、障害や不自由があっても行きたい場所に行くことにチャレンジした今回の旅。現実問題、心のバリアフリーだけでは叶えられない旅への挑戦でした。準備時間も、旅の障害を取り除く費用の支援も、障がいのある方をサポートする人の力も、すべてが集まって旅が実現可能となりました。
ずっと難病治療の病室から外に出たかった私が旅行会社を起業し、車椅子を利用することとなった自分のために初めて企画した今回の海外旅行は、障がいのある方の旅をサポートしている櫻スタートラベルにとっても、身体障害に最大限配慮したユニバーサルツーリズムとなりました。私自身も願えば叶うという成功体験がまたこれからの辛い闘病生活を支えてくれる気がしています。大事な仲間を無事に連れて帰国し、ホッとしたのか激痛にもだえて寝込んでおり更新が遅れました。ご参加された参加者の皆様、障がいのある方にとって必要な移動・通信費用をご支援頂いた皆様、また快く受け入れてくださったスタッフの皆様、ありがとうございました!