先月に引き続き、秋に実施予定の特別支援学校修学旅行の下見を先生方と行いました。 旅行会社を運営している私達もですが、一般的に障がいのある方といってもお一人お一人それぞれ障害特性や利用する車椅子のサイズも、集団行動する中で必要な配慮も異なります。今回も実際に宿泊施設や食事場所をどうしたら利用できるかどうか、現地の客室や食事会場を見ながら再度確認と相談をしました。
※団体のお客様がご利用されるスペースと同じ場所の利用となる場合が多いですが、食事介助の動線や車椅子のサイズ等を考慮していただき別のスペースが利用できるよう交渉をしました。
1番楽しみなテーマパークでは、みんなが行きたいと希望が上がっているアトラクションの障害種別の対応可否を。これ欲しい!と考えているキャラクターグッズの商品の売り場や価格の事前下見を行いました。 暑い中での体調管理、長時間移動の疲労、知らない場所や人混みの中に行く不安感は健常な方よりも苦手な場合が多いです。いろんな不安事項が周りの方の丁寧な準備で少しでも軽減されて当日無事に楽しんでほしい!という思いで、猛暑日でしたがみんなで暑さに負けず見て回りました。 多くの先生方が普段接している生徒さんの懸念事項を一つ一つ確認しながら準備を進めている姿、知らなかった障害に対する必要な配慮や工夫している施設の方の優しさ、いろんな方が関わって旅行が形作られている過程を是非知っていただきたいなと個人的に思っています。 健常な方よりも特別な配慮を必要とするご旅行。1度より2度、2度より3度、複数回見て聞いて顔を合わせて相談や交渉することがとても大切な事だと思って現地に何度も足を運んでいます。その度に私も知らない障害や介助方法、医療機器、いろんな事を教えていただきながら、学んだ事を現地にお伝えして課題解決の改善や工夫の方法を一緒になって考えながらお迎えする準備を進めています。 [if !supportLineBreakNewLine] [endif]